『野球少年たちが可哀想!』
少年野球の試合を観戦してた時の事。
監督さん 「ストライク取ろうよ!」 「何やってんだよ!」 「もっとダッシュしろよ!」など少年達に檄を飛ばしています。
そのせいか子ども達は、<ミスばかりに意識を集中>させられ、全く野球そのものを楽しめてない状況。
多分この監督は、子ども時代にこのような指導を受けてきたのでしょう。
子供時代からの長期記憶により野球とは「ミスを指導する場!」 になっており、この指導法が正しいと思っているご様子。
あなたは、ミスを指摘され続けて能力は伸びましたか?人はミスばかりを指摘されると、自分のミスに意識が集中してしまって、心も身体も緊張してガチガチ状態になります。
このブレーキ踏んだ状態で、「頑張れ!」と無理矢理アクセルを踏まさせると「ケガしやすいのは当たり前」だと思いませんか?
先日、NHKで卓球オリンピック選手の伊藤美誠さんが 「私の能力はまだまだ伸びます!だって卓球を楽しめているから!」 と自信を持って発言していました。
この発言は私達にとても重大な人生のヒントを与えてくれます。
スポーツも 勉強も仕事も「楽しさ」を感じていれば、
・ 笑顔になり
・呼吸が深くなり
・脳に酸素が回り
・集中でき
・アイデアが湧き
・イメージを描き
・行動・実践してみる
そして小さな成功体験を得て、自分に自信が湧き 「野球って楽しいなぁ〜!」「スポーツって楽しいなぁ〜!」「人生って楽しいなぁ〜!」と、また次のステージへ挑戦できるのです。
私は全国のスポーツ活動中の学生達やそのお母さん達から、監督やコーチがスポ根で怒鳴りまくる現状を嘆き「私の子どもは、そのスポーツは楽しいけど、先生の指導法は嫌だ!と言います。どうしたらいいでしょう?」という相談をよく受けます。
正直、昭和生まれの根性スポーツ指導者よりも、平成生まれの彼らの方が、スポーツや人生を楽しむコツの掴み方は上手です!
今は昭和ではなく、平成さらに令和の時代へと世の中は変化しています。 子ども達が「苦しい」スポーツ市場から「楽しい」ゲーム市場へ意識が向かうのは当たり前!
我々人間は、そもそも 【苦しむために地球に誕生したのではなく、有限である人生を ”楽しむ” ためにやって来たのだから!】